ドイツ代表合宿に参加中のグロスクロイツ [写真]=Bongarts/Getty Images
今月17日におこなわれたドルトムント対バイエルンのDFBポカール決勝後、チームメートや関係者など、約1800人が集うパーティーに参加したドルトムントのドイツ代表MFケヴィン・グロスクロイツが、深酒のあまりひどく酔っ払い、関係者らが宿泊するホテルのロビーにある柱に向かって“立ちション”をするという愚行に出ていた。大衆紙『ビルト』など複数のドイツメディアが報じた。
現在同選手はブラジル・ワールドカップに臨むドイツ代表候補メンバーの1人として合宿の真っ最中。
規律に厳しいヨアヒム・レーヴ監督は、この報道が出た直後にグロスクロイツと話し合いの場を設けたようだ。
「マネージャーのオリバー・ビアホフも一緒にケヴィンと話したよ。代表選手はピッチ内外で模範的存在でなければならない。だから彼には『今後二度とこういうことが起きないように』と釘を刺しておいた。彼はまだ若く、衝動的になってしまうこともあるだろう。でもその情熱やハートは、ピッチの上で見せるべきものだ。いずれにしてもケヴィンは我々に対して謝罪している。だからもう済んだことだよ」
大いに反省している25歳のグロスクロイツだが、すでに所属クラブからは6万ユーロ(約840万円)の罰金が科せられた模様。“若気の至り”の代償はあまりにも大きかった。