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スピード違反を犯していたドイツ代表指揮官…6カ月間の免許停止処分

2014.05.29

会見で笑顔を見せるヨアヒム・レーヴ監督 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ紙『シュライボーテ』など複数のメディアが報じたところによると、今年3月、ブラジル・ワールドカップに臨むドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督が愛車のベンツで走行中、速度超過と運転中の携帯電話使用により18ポイントの減点処分を受け、現在6カ月間の免許停止中だと報じた。

 イタリア・南チロルで合宿中の同代表がおこなった公式記者会見で、レーヴ監督は次のようにコメントした。

「私は時々スピードを出し過ぎてしまうが、もちろん自制しなければならないことも分かっている。(教習所の)授業で習ったような運転方法に変えなければならない。(免許がない)今は多くの場合、電車での移動を強いられているからね」

 また同会見に出席していたチームマネージャーのオリバー・ビアホフ氏はこの件について冗談交じりにこう話している。

「(ドイツ代表のメインスポンサーである)メルセデス社に『ヨギー(レーヴ監督の愛称)には、スピードが出ないようリミッターが付いている車を与えてくれ』と言っておいたよ」

 かつて2006年にも1度、ケルン近郊の高速道路で時速100km制限の箇所(※注)を時速134kmで走行し、4週間の免許停止処分を受けていたレーヴ監督。常々、「我々ドイツ代表は模範的な存在でなければならない」と話し、ケヴィン・グロスクロイツの“立ちション騒動”に怒りを見せた同監督だが、さすがに2回目の処分ともなれば面目が立たないのではなかろうか。

(注)速度無制限が許可されていることで知られるドイツの高速道路(アウトバーン)だが、都市部近郊など交通量が多い地点では、時速80~120kmの制限が設けられていることがある。

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