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スペイン代表指揮官、D・コスタの回復は「控え目ながらも楽観」

2014.05.29

代表の練習を見守るデル・ボスケ監督(右) [写真]=Getty Images

 スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は、肉離れにより全治2週間と診断され、回復した場合でもブラジル・ワールドカップ直前の代表合流が見込まれるFWジエゴ・コスタについて言及した。

 負傷を抱える状況で先発した17日のリーガ・エスパニョーラ最終節のバルセロナ戦で、開始15分で肉離れを起こしたジエゴ・コスタは1週間後、24日のチャンピオンズリーグ決勝で強行先発出場するも、開始10分で交代。全治2週間と診断された。

 合宿中のスペイン代表への合流が難しい状況のジエゴ・コスタだが、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は地元ラジオのインタビューに応じ、「最高の決断をしなければならない。彼を招集するか、しないかは最後まで決めないだろう。私はジエゴ・コスタについては控え目ながらも楽観している」とコメント。ジエゴ・コスタは間に合う可能性が高いという見解を示した。

 アトレティコ・マドリードのエースの招集については登録メンバーの締め切りとなる6月2日まで待ってから慎重に検討すると指揮官は繰り返している。最終メンバーの選考については「どの国の代表リストもつくるのはとても難しい。私たちはこの国のために最高の決断を下そうと尽くしている」と話した。デル・ボスケ監督はテクニカルスタッフとともに最後まで頭を悩ますのだろう。

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