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W杯伊戦控えるGKハート、ユーロでのピルロのPK振り返る

2014.06.01

ユーロ2012準々決勝イタリア戦のPK戦でパネンカを決められるGKハート [写真]=Getty Images

 イングランド代表は、ユーロ2012準々決勝のイタリア代表戦でPK戦の末、敗戦している。今回ブラジル・ワールドカップの初戦でも対戦することとなり、イタリア代表戦を前に、マンチェスター・C所属のイングランド代表GKジョー・ハートは、その時のPK戦について語っている。イギリス誌『FourFourTwo』が伝えている。

 ユーロ2012準決勝の同試合は、0-0で引き分け、PK戦に突入。PK戦でハートは、ユヴェントス所属のイタリア代表MFアンドレア・ピルロに「パネンカ(チップキック)」を決められ、結果的にイングランド代表が2-4でイタリア代表に負けている。

 ゴールキーパーにとっては屈辱ともとれる「パネンカ」を決められたハートは、「彼はPKを決めたが、僕に恥をかかせようとしてやったとは思っていないよ。ただ決めることを考えていたんだ。結果的に彼ら勝ったしね。それだけのことだよ」と、全く気にしてないコメントをしている。

 また、ワールドカップについても、「まだポジション争いは続いているから、努力を怠っていないよ。他のゴールキーパー2人は素晴らしい才能を持っている。だから自分がどんな状況にあるのかわかっているよ。ただ僕のポジションはとても楽しい。そしてそのポジションを守るために戦っているだけだ」と意気込みを語っている。

 パネンカは、ユーロ1976決勝の西ドイツ戦で元チェコスロバキア代表アントニーン・パネンカ氏がPK戦でチップキック決めて、優勝に導いたことが由来となっている。

 イングランド代表は、本大会でグループDに属しており、イタリア、ウルグアイ、コスタリカと対戦する。

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