オスカルらW杯で注目の若手を挙げたジーコ氏 [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル代表のレジェンドで、現役時代に鹿島アントラーズでもプレーした元日本代表指揮官のジーコ氏が、ブラジル・ワールドカップで注目している若手6選手を明かした。
現役時代に3度にわたってワールドカップに出場したジーコ氏は、イギリス紙『ガーディアン』のコラムの中で、ブラジル・ワールドカップで輝きを放つことが可能な6名の若手選手を紹介した。
まず、最初に名前を挙げたのは、同胞のチェルシーMFオスカル。ジーコ氏は、「驚くべき技術とゲームメーク能力に感銘を受ける」と話した。
2人目には、同じくチェルシーから、ベルギー代表MFエデン・アザールを選んだ。前リール所属のアタッカーに関しては、「ドリブラーで、コントロールが印象的。スペースメークにも長けている」と評している。
3人目には、リヴァプール所属のイングランド代表FWダニエル・スタリッジを指名。「プレミアリーグのようなタフなリーグで20ゴール以上を記録するのは簡単ではない。スティーブン・ジェラードなど、クラブのチームメートが何人かいるのも良い」と分析した。
そのほか、「ポジショニングセンスとテクニックが際立っている」と、バイエルンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの名前を挙げたジーコ氏は、ユヴェントス所属のフランス代表MFポール・ポグバとアトレティコ・マドリード所属のGKティボー・クルトワの2選手も高く評価していた。