合宿先のアメリカで記者会見に出席したフアンフラン [写真]=Getty Images
アメリカ・ワシントンに到着したスペイン代表。時差ボケもあるが、すぐに身体を現地の時間に慣れさせるため、3日午前にメジャーリーグサッカーに属するDCユナイテッドの本拠地で軽いトレーニングを行った。
朝食後に行われたトレーニングではダッシュとフットバレーが行われ、5月24日のチャンピオンズリーグ決勝で肉離れを起こしたFWジエゴ・コスタも他の選手と同様に全てのメニューをこなした。3日午後も同じ場所でトレーニングが予定されている。
6月3日のアメリカ・ワシントンで記者会見にフアンフランが応じた。地元紙『マルカ』が伝えている。
――スペイン代表招集について。
「とても満足している。いつも言っているように名誉であり、最高の仲間たちと世界最高の代表チームにいられることを誇りに思う。チャンピオンズリーグ決勝のことはもう忘れた。勝ちたいとは思っていた。だけど、リーガのタイトルは勝ち取れた」
――CL決勝で負傷した自身のコンディションについて。
「とてもいい感触を掴んでいる。とてもよくなったよ。自分を信頼してくれたビセンテ(デル・ボスケ監督)にとても感謝している。もし自分の出番になったら、今シーズンやってきたように全力で全てを捧げたい。負傷の経過はポジティブに捉えている。これまでも、いつも難しい時はあったけど、それを乗り越えてきた。今回もそのひとつだ。チャンピオンズリーグ決勝が終わった時はとても痛みがあり、まともに歩けなかった。アトレティコ・マドリード、スペイン代表は僕を大切にケアしてくれた。とてもプロフェッショナルな人間が仕事しており、今は何の問題もない。もうグループにも加わっているし、100パーセントの状態でスタンバイは万全だ」
――ジエゴ・コスタについて。
「ジエゴ・コスタは世界で最高の選手のひとりになり、このチームをさらに偉大にしてくれると確信している。僕はこの代表チームはタイトルを再度勝ち取りたいという大きな野心を抱いているように見える」
――MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティFC移籍が決まったダビド・ビジャについて。
「メジャーリーグサッカーにとってビジャはとても素晴らしい存在になるだろう。彼とはいい関係だけど、アトレティコ・マドリードにもう1シーズン引き留めることはできなかった。彼にとっては挑戦だし、メジャーリーグサッカーにとって最高の選手のひとり、もしくは最高の選手になることを確信している」
――同僚のコケについて。
「22歳で彼のポジションで世界最高の選手のひとりとなった。まだ進化を続けるだろう。彼はスペイン代表、アトレティコ・マドリードにとっての現在であり、未来だ。キャプテンになってほしいと思っている。彼は僕たちが重要なものを勝ち取ることをアシストしてくれている」
――フィジカルコンディションについて。
「疲労はない。希望と意欲がある。僕たちは国全体を代表しているし、ここにいたくてもいれなかった選手もいる。そういう全てを考えるとこのチームはワールドカップ前も期間中も大会後も疲れてはいない。とてもいい状態だし、みんな身体は強いはずだ。フィジカルには何の問題も抱えないだろう」