イタリア代表vsルクセンブルク代表の国際親善試合が4日にイタリアのペルージャで開催され、1-1の引き分けに終わった。
ワールドカップ前最後の強化試合となるイタリアは、4日前に行われ、0-0で引き分けたアイルランド代表戦のスタメンから大幅に8選手を変更。アンドレア・ピルロやジャンルイジ・ブッフォン、マリオ・バロテッリら主力を起用した。
バロテッリを1トップに据える4-5-1の布陣で臨んだイタリアは9分、ロングフィードをボックス右で受けたバロテッリの右足アウトにかけた絶妙なクロスを、クラウディオ・マルキジオがヘディングで押し込んであっさり先制する。その後もボールを持って主導権を握ったイタリアだったが追加点は奪えず、前半を1点リードのまま終えた。
迎えた後半もボールを保持して時間を進めたイタリアがペースを握る。そして後半半ばを過ぎた辺りから、ロレンツォ・インシーニェやアレッシオ・チェルチら次々に選手を交代していった。ところが85分、CKからマキシム・シャノットにヘディングシュートを決められ、そのまま1-1でタイムアップ。格下相手に引き分け、後味の悪さを残して強化試合を終えたイタリアは、14日にイングランドとのワールドカップ初戦を迎える。
【スコア】
イタリア 1-1 ルクセンブルク
【得点者】
1-0 9分 マルキジオ(イタリア)
1-1 85分 シャノット(スイス)
(記事/超ワールドサッカー)