記者会見で笑顔を見せるピルロ [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに臨むイタリア代表は11日、合宿地マングラティバで二部練習を行った。MFマルコ・ヴェッラッティの熱も下がり、GKサルヴァトーレ・シリグのコンディションも万全となった。
チェーザレ・プランデッリ監督はミニゲームでヴェッラッティとアンドレア・ピルロを起用した。攻撃陣にはチーロ・インモービレ、ロレンツォ・インシーニェ、アントニオ・カンドレーヴァがいた。ダニエレ・デ・ロッシは4人のDF、マッテオ・ダルミアン、アンドレア・バルツァッリ、ジョルジョ・キエッリーニ、マッティア・デ・シリオの前に入る。14日のワールドカップ初戦、イングランド戦の予想フォーメーションは4-1-3-1-1とみられ、マリオ・バロテッリのワントップ、その下にカンドレーヴァでヴェッラッティ、ピルロ、クラウディオ・マルキジオと並びそうだ。
また、ユヴェントスと2年の契約延長が同日に発表されたばかりのピルロが、今回のワールドカップ後、代表を引退することを示唆した。会見に登場した現在35歳のピルロは、「僕もいい年だし、若手に道を譲りたい。続けていくのもあまり意味がないだろう。もちろん、もし助けが必要なら手を貸せるが、家にいる方がよいだろう」とあっさりと話した。