期待を背負ってw杯に臨むブラジル代表FWネイマール [写真]=Getty Images
12日に開幕するブラジル・ワールドカップを前に、元ブラジル代表監督で、現在は同代表のテクニカル・ディレクターを務める、カルロス・アルベルト・パレイラ氏が、バルセロナに所属する同国代表FWネイマールへの期待を口にした。FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトが伝えている。
開催国のブラジルは、今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられており、選手たちが強いプレッシャーを感じているのではないかと心配されている。『サッカーの王様』と称されるペレ氏は、自身と同じセレソンの10番を背負うネイマールについて「責任を全て背負わせることは重すぎるプレッシャーだ」と心配するコメントを発している。
パレイラ氏は、そういったプレッシャーの中でも落ち着きを保っているネイマールを称賛し、以下のように語った。
「多くの人たちが私にネイマールについて尋ねてくる。しかし、彼らはネイマールがまだ22歳の若者だと気付くんだ。彼を見ていると本当に22歳なのかと思ってしまうくらいだよ。彼がプレッシャーを感じているように見えるかい? そう見える人なんていないはずだ」
「彼とは毎日トレーニングで顔を合わせているが、非常にリラックスしている。彼はワールドカップでただプレーするだけの選手ではない。高いレベルを維持して最高のパフォーマンスを見せてくれるはずだ」
パレイラ氏はブラジルのフルミエンセやサンパウロ、トルコのフェネルバフチェ、スペインのバレンシなどのクラブをはじめ、ガーナ、UAE、サウジアラビアなどの代表で、数多くの監督経験を持っている。ブラジル代表は3度の指揮経験を持ち、2009年から2010年まで2度目となる南アフリカ代表を率いており、前回大会の南アフリカ・ワールドカップでも指揮をしている。
(記事/超ワールドサッカー)