練習中に負傷したイタリア代表DFデ・シリオ [写真]=Getty Images
ワールドカップ・ブラジル大会に挑むイタリア代表は、ミラン所属DFマッティア・デ・シリオが11日の練習で左大腿二頭筋を負傷。同日の午後に、合宿地のマグラティバから30km離れたアングラ・トレス・レイスの病院に運ばれた。デ・シリオは、14日に行われるグループリーグ初戦のイングランド戦を欠場する見通しとなった。
イタリア紙『Tutto Sport』は、デ・シリオの負傷について、当初、疑いが持たれていた肉離れではない可能性が高く、約7日間の離脱となる見通しと伝えている。
一方、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、チームドクターのエンリコ・カステッラッチの会見の内容を報じ、「大腿二頭筋の筋攣縮。MRI検査を実施したところ、浮腫が確認されている。イングランド戦には出場できないだろう」と、同医師の見解を伝えている。
なお、デ・シリオの負傷が明るみとなった際には、予備メンバーでトレーニングキャンプに帯同していたDFアンドレア・ラノッキアが代役となる可能性が浮上していたが、デ・シーリオがチームに残り、23人のメンバーとしてワールドカップを戦うことが決定的となっている。規定では、イングランド戦キックオフの24時間前、つまり現地時間の13日18時までに決断しなければならない。