ウルグアイ戦を見据えるデ・ロッシ(中央) [写真]=Getty Images
イタリア代表は14日、ブラジル・ワールドカップのグループDでイングランド代表と対戦し、2ー1で勝利した。35分にMFクラウディオ・マルキジオのゴールで先制したイタリアは、2分後の37分に失点。同点とされるも、50分にFWマリオ・バロテッリが勝ち越しゴールを奪って大事な初戦をモノにした。
ローマに所属するイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシはイングランド戦の勝利を喜んだものの、ウルグアイ代表戦に目を向けている。イタリアメディア『FootballITALIA』が伝えた。
「初戦はとても難しく重要だった。けれど、常に勝利を考えていたよ」
「イングランドはピッチを広く使って一対一の勝負を仕掛けてきた。僕たちの集中力が十分でなかったことは認めなければならない。世界最高のパフォーマンスではなかったね。このような状況でうまくプレーするのは難しかった」
「それでも、今はウルグアイ戦のことを考えている。次の試合に勝利すれば、僕たちは大きく前進できる」
イタリアは、負傷によりキャプテンのGKジャンルイジ・ブッフォンがこの試合を欠場した。大黒柱を欠いて臨むことになったが、デ・ロッシは代役のGKサルヴァトーレ・シリグを称賛。さらに、チームメートの奮闘を称えている。
「彼(ブッフォン)のような選手が欠場するときは、いつも残念に思うよ。彼はチームの象徴だからね。彼もワールドカップの初戦に出られなくて残念に思っているだろう」
「サルヴァトーレ・シリグは本当に良いプレーをしていた。以前に見たときよりも素晴らしいパフォーマンスを見せていたね」
「また、マッテオ・ダルミアン、マルコ・ヴェッラッティ、チーロ・インモービレ、マリオ・バロテッリはワールドカップのデビュー戦ながらも、自分自身の力を証明した。僕たちには偉大なチームメートがいるんだ」
イタリア代表は、この後20日にコスタリカ代表と、24日にウルグアイ代表と対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)