イングランド戦ではベンチからチームを支えたブッフォン(左) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップに臨んでいるイタリア代表だが、守護神のジャンルイジ・ブッフォンが足首を13日に負傷し、14日の初戦イングランド戦を欠場した。
負傷に関しては、20日のコスタリカ戦で復帰できるかどうか、微妙になっているようで、チームドクターのエンリコ・カステラッチ氏が15日、合宿地のマンガラティバで会見し、現状を説明した。
「左足首、脛骨の全部の腱の部分に痛みを抱えている。以前、痛めた部分の症状がぶり返した特殊なパターンで、必要があれば再検査も考えている。しかしひざに問題はない。コスタリカ戦に出場できるかどうかに関しては何とも言えない」と、はっきりしたことは口にしなかった。
しかし、ブッフォンは同ドクターに「ほっとしている。ワールドカップをあきらめて合宿から離れイタリアに帰らなければならないかもしれないから」と話しており、予想していたよりは重傷ではなかったという。また14日にイングランド戦の行われたマナウスは、湿度が85%もあり、選手たちは平均で2キロほど体重が落ちたと報告した。