日本代表戦に途中出場し、逆転勝利に貢献したドログバ [写真]=Getty Images
コートジボワール代表を率いるサブリ・ラムシ監督が、15日の記者会見でコロンビア代表戦の先発メンバーにディディエ・ドログバを起用する考えがあることを明かした。コロンビアの全国紙『El Tiempo』が伝えている。
記者会見の席でラムシ監督は、グループリーグ第2節のコロンビア代表戦で、最低でも勝ち点1を得たい考えがあると述べた上で、次のように語った。
「ギリシャの非常に強固な守備を崩して3点を奪ったコロンビアの攻撃力を、改めて脅威だと感じた。どちらにとっても、グループリーグ突破に向けて重要な試合であり、すごく難しい試合になると思う。ただ、我々としては初戦で勝ち点3を得られたことで余裕もできた。コロンビアのような偉大なチームを倒すことも、決して不可能ではないと思っている」
監督のライセンスを取得した直後に、就任の要請を受けてコートジボワール代表を指揮することになったラムシ監督。就任発表時は、監督経験を積んでいない同監督が代表指揮官を務めることに関して批判も飛び交ったが、結果を残してきたことでコートジボワール国内における批判の声は少なくなっている模様。
同監督はコロンビア代表戦におけるドログバの起用法について質問が及ぶと、次のように回答。ドログバのスターティングメンバー入りを示唆するコメントを残している。
「彼はシーズン中にけがをしていて、その回復を優先させなければならなかった。まだ100パーセントのコンディションではないため、大事を取って温存したが、次はさらに強い相手だからね。明言はできないが、最善の選択をするつもりでいる」
ドログバは15日に行われた日本代表との初戦に途中出場。1点ビハインドの場面で投入されると前線で圧倒的な存在感を示し、逆転勝利に貢献している。
(記事/Cartao Amarelo)