伊代表DFのキエッリーニ(右)の発言に反発したトリノのカイロ会長 [写真]=Getty Images
トリノのウルバーノ・カイロ会長が、ユヴェントス所属のイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニの発言に反発した。イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
キエッリーニは、14日のブラジル・ワールドカップのグループリーグ初戦、イングランド戦でセンセーショナルなデビューを飾ったトリノに所属するDFマッテオ・ダリミアンに対し、試合後、イタリアメディア『Rai』のインタビューで「本当に素晴らしいプレーヤーだ。トリノ、あるいはヨーロッパリーグに出場する以上に値するプレーを見せた。トリノよりもっと強いクラブでプレーすべき、チャンピオンズリーグでプレーするべきだ」とダルミアンに賛辞を送りつつ、トリノを軽視する発言をしていた。
ユヴェントスのライバルであるトリノの会長がこの発言に反応。カイロ会長は、「キエッリーニは、知性を示すには大学を卒業するだけでは十分ではないということの証だ。トリノのサポーターをリスペクトしろ」と憤慨した。2010年にトリノ大学経済・商業学部を卒業しているキエッリーニを揶揄している。