インタビューに応じたセードルフ氏 [写真]=VI-Images via Getty Images
日本代表MF本田圭佑の所属するミランの前指揮官であるクラレンス・セードルフ氏が、17日にリオ・デ・ジャネイロで、イタリア通信社『ANSA』のインタビューに答えた。
イギリスメディア『BBC』において、ブラジル・ワールドカップのコメンテーターを務めているセードルフ氏は、「私がイタリアを応援?それはないよ。私はオランダ人だからね」と笑みを浮かべて話した。
また、今大会の印象について話が及ぶと、「素晴らしいワールドカップだ。たくさんのゴールが決まっている」と、好印象を抱いていることを明かした。
38歳のセードルフ氏は今年1月に、ボタフォゴを退団し、ミランの監督に就任。不調にあえいでいたチームの巻き返しを期待されたが、今シーズンのセリエAを8位で終え、チャンピオンズリーグだけでなく、ヨーロッパリーグの出場権も逃した。セードルフ氏の手腕にも疑問の声が挙がり、9日に指揮官解任が正式決定した。
後任には、選手時代にチームメイトであった元イタリア代表FWのフィリッポ・インザーギ氏が下部組織の指揮官から内部昇格し、新監督を務めることが決定している。