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スペイン代表主将カシージャス「こんな終わり方はふさわしくない」

2014.06.19

GL敗退が決まった前回王者スペイン代表の主将GKカシージャス [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が18日に行われ、グループBではスペイン代表がチリ代表に0-2で敗れた。前大会王者のスペイン代表が連敗により、3戦目を待たずにしてグループリーグ敗退が決まった。同代表のキャプテンを務めるGKイケル・カシージャスが、試合後にコメントを残している。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 カシ-ジャスは、2連敗でのグループリーグ敗退に失望をしているが、最終節では一矢報いることを意気込んでいる。

「最初の2試合を負けた時のことを説明するのは難しい。ファンに謝りたいよ。このチームにこんな終わり方はふさわしくない。僕たちが(この敗退の)1番の責任者であり、僕たちも動揺している。未来を考えて、できる限りいい形で大会を終えなければいけない」

 グループリーグ敗退に終わったが、カシージャスはまだ今はスペイン代表の世代交代については話す時期ではないと考えている。

「これがワールドカップだ。運がなく、いいプレーができなければ、このようなことが起こる。この代表チームが持っているいい部分を残していかなければならないし、今は世代交代を話すための日ではないと思う」

 カシージャスにとって自身4度目となるワールドカップは衝撃が大きく、以下のように語った。

「強い衝撃であり、これを受けとなめなければならない。ショックに次ぐショックであり、もう元の状態に戻ることはできない。誰もこんなことは考えていなかった。4年前は僕たちがポジティブな面を活かせたが、今回はネガティブな部分に当たったんだ」

 スペイン代表は、グループリーグ最終節で23日にオーストラリア代表と対戦する。

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