18日のチリ戦での敗戦でGL敗退が決定し、天を仰ぐスペイン代表MFイニエスタ [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が18日に行われ、グループBではスペイン代表がチリ代表に0-2で敗れた。前大会王者のスペイン代表が連敗により、3戦目を待たずにしてグループリーグ敗退が決まった。バルセロナに所属する同代表MFイニエスタが、試合後にコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。
前大会では、決勝で決勝ゴールを決め、スペインを世界王者に導いたイニエスタは、敗戦後に次のように話した。
「僕たちにとってとても大きな失望だ。誰も予期していなかった衝撃だ。僕たちにすごく重くのしかかっている。すごく大きな夢だったのに。この失望は現実的に受け入れるのが難しい。僕たちは高いレベルでプレーしていなかった。とても残酷な結末だ。それくらいしか言えることがない」
また、同選手はチームに勝利への野心が欠如していたとは思っていないと明かしている。
「僕たちは最も高いところにいて、今は最も低いところにいる。野心が足りなかったわけではない。それは僕たちの問題ではない」
スペイン代表は、グループリーグ最終節となる、オーストラリア代表との対戦を23日に行う。