スタンドでイラン戦を見つめるマラドーナ氏 [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が21日に行われ、グループFではアルゼンチン代表とイラン代表が対戦。イランの堅守速攻に苦しめられたアルゼンチンだが、後半のアディショナルタイムに挙げたリオネル・メッシの決勝点により、1-0で勝利。決勝トーナメント進出を決めた。
同試合では、アルゼンチン代表のレジェンドで、前回の南アフリカ大会で同国代表を率いたディエゴ・マラドーナ氏が、娘のジャンニーナさんとともにスタンドに観戦に訪れた。しかし、試合終了前に退席してしまったため、メッシの決勝点を見届けられなかったと、ブラジルメディア『グローボ・エスポルチ』やスペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えた。
マラドーナ氏は初戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦は入場できなかったため、スタンド観戦できなかったと報じられていたが、この日はSPに囲まれながらスタンドに登場。アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの元夫人でもあるジャンニーナさんとともに、後輩たちを応援した。しかし、セキュリティ上の懸念から、試合終了前にスタジアムを後にしたようだ。
試合中には、観戦するマラドーナ氏の姿が場内の大型ビジョンに移る度、アルゼンチンサポーターから大歓声が挙がっていた。