イラン戦を観戦したマラドーナ氏(中央) [写真]＝Getty Images
AFA（アルゼンチンサッカー協会）の会長を務めるフリオ・グロンドーナ氏と元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が激しい舌戦を繰り広げたようだ。イタリアメディア『repubblica』が、22日に伝えている。
21日に行われたブラジル・ワールドカップグループF第2節のイラン戦を観戦していたマラドーナ氏だが、試合終了間際に席を立ったために、FWリオネル・メッシの決勝点を見逃した。これを受けてグロンドーナ氏は、試合後にドレッシングルームで「ムファ（悪運を呼び寄せる人間）が去った。だから我々が勝ったのだ」との言葉を何度も繰り返して喜んだそうだ。
非難されたマラドーナ氏も、グロンドーナ氏の発言を聞いて、アルゼンチン『TV Publica』が放送する自身の番組“デ・スルダ”の中継中に中指を突き立てるジェスチェーを見せ、「（イラン戦で）私が席を立ったから得点が入ったという人がいる。そいつはバカだ」と罵った。
グロンドーナ氏とマラドーナ氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップ終了後にマラドーナ氏が監督を退任する際も、激しい言葉で罵り合ったことが伝えられていた。
（記事／超ワールドサッカー）