アルジェリア代表を32年ぶりの勝利に導いたハリルホジッチ監督 [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が22日に行われ、グループHでは韓国代表とアルジェリア代表が対戦した。試合はアルジェリア代表が4-2で制し、W杯では1982年以来となる白星を挙げている。同代表を率いるヴァヒド・ハリルホジッチ監督のコメントをフランス紙『レキップ』が伝えた。
ハリルホジッチ監督は韓国代表戦を振り返り、「我々は歴史に残るような試合をした。選手全員を称えたい。この勝利はサポーターに捧げるよ。32年間も待ち望んでいたのだからね」とコメント。試合結果に満足感を示した。
また、アルジェリア史上初となる決勝トーナメント進出の可能性について問われた同監督は、以下のように語っている。
「このチームは試合ごとに成長している。チームは若く、32年ぶりの勝利で良い流れを掴んだ。ロシア戦は新たなチャレンジだ。アルジェリアのサッカー史上最大の偉業を成し遂げるには、新たな勝利が必要だよ」
「もちろん、簡単なことではないが可能性はある。今夜のようなプレーができれば、勝利のチャンスは十分にあるはずだ。ロシアが有利なのは分かっている。我々はベストのプレーで勝ち抜けを目指すだけだ」
アルジェリア代表はグループリーグ2試合を消化し、1勝1敗で勝ち点3。2連勝で決勝トーナメント進出を決めたベルギー代表に次ぎ、グループ2位につけている。