首位通過に満足のオランダ代表ファン・ハール監督 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ最終節が23日に行われ、グループBではオランダ代表がチリ代表に2-0勝利した。この結果、グループBで首位通過となったオランダは、決勝トーナメント1回戦でグループAを2位で終えたメキシコ代表と対戦することとなった。試合後に、『FIFA.com』が同代表を率いるルイス・ファン・ハール監督のコメントを掲載している。
前半はチリ代表の鋭い攻撃に苦しめられたオランダ代表だったが、後半に入ってからの交代策が奏功する。ますは、後半30分に途中投入されたMFレロイ・フェルが、その2分後にショートコーナーにヘディングを合わせて先制点。さらにアディショナルタイムには、同じく後半途中にピッチに送られたFWメンフィス・デパイがFWアルイェン・ロッベンのクロスを押し込んで勝負を決めた。
ファン・ハール監督はポゼッションで劣勢だったことを認めつつ、全体的にはチームの出来に満足しているようだ。
「最高級の試合をお見せすることができた。我々はチリの決定機を数度に抑えることに成功した。さらに後半は、逆に我々がチャンスを多く作ることができた。勝利を手繰り寄せることのできる戦術を採用することができたと思うよ。もちろん、私たちは完璧ではない。特にポゼッション面での改善が必要だ。だが、それ以外は素晴らしかった」
(記事/超ワールドサッカー)