チームの3連勝に大きく貢献したFWロッベン [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ最終節が23日に行われ、グループBではオランダ代表がチリ代表と対戦し2-0で勝利した。この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された、オランダ代表FWアルイェン・ロッベンのコメントが『FIFA.com』に掲載された。
前半はチリ代表の鋭い攻撃に苦しめられたオランダ代表だったが、ロッベンの単独突破などから徐々にチリゴールを脅かしていく。すると後半32分、ショートコーナーからMFレロイ・フェルがヘディングでネットを揺らし、オランダが先制に成功する。さらに後半アディショナルタイムには、ロッベンのクロスをFWメンフィス・デパイが押し込み、勝負を決めた。
オランダ代表は3連勝でグループリーグを終えたが、ロッベンは満足しておらず、さらなる向上を誓った。
「2カ月前なら、3連勝でのグループ首位通過は喜ばしいことと考えただろう。だけど、僕らはここで満足するつもりはない。もっと先に進みたい。さらなる向上のために、練習での一層のハードワークが必要だ」
また、同選手は対戦相手のチリ代表にも敬意を表し、以下のようにコメントした。
「両チームに惜しみない賛辞を送ってほしい。ともに100パーセントの力で戦った。今日の僕らの守備はさえていたね。チリは2位通過だけど、上位進出も夢じゃないだろう」
オランダ代表は、ベスト16でメキシコ代表と対戦することが決まっている。
(記事/超ワールドサッカー)