日本戦に向けトレーニングを行うコロンビア代表 [写真]=LatinContent/Getty Images
日本時間25日に日本代表と対戦するコロンビア代表のスターティングメンバーが大幅に変わる可能性が高まっている。コロンビア国内の新聞各紙がそれぞれに報じた。
コロンビアの全国紙『El Tiempo』は、『主力は休み?それともメンバーを維持?』の見出しで記事を掲載。もう一枚カードをもらうと決勝トーナメントの初戦に出場できなくなるMFカルロス・サンチェスは日本戦に出場させないのではないかとの見解を示した。サンチェスが起用されない場合は、MFフレディ・グアリンかMFアレクサンデル・メヒアが出場するのではないかとの見方も併記されている。
また、2戦連続で出場しているDFマリオ・ジェペスが土曜日の練習中に右の大腿部を痛めてそのまま練習を中断。同紙によればジェペスは日本戦に出られないかもしれないとも伝えている。
首都ボゴタの週刊紙『El Espectador』は、『ペケルマンは日本戦でバランタ、キンテーロ、グアリンを起用する見込み』との見出しで記事を掲載。同紙は「ファン・キンテーロをスタメンから起用するだろう。ハメス・ロドリゲスは決勝トーナメントのために温存する見込み」として、日本戦ではハメス・ロドリゲスが欠場する可能性を明記している。
バランキージャの地方紙『El Heraldo』は、『ペケルマンは日本戦で戦い方を変えるかもしれない』との見出しで記事を掲載。同紙は「ファン・キンテーロやフレディ・グアリンなどは日本戦の出場に備えてコンディションを上げている。彼らはハメス・ロドリゲスの代わりとして起用されるだろう」と掲載している。
さらにDFマリオ・ジェペスとFWカルロス・バッカの欠場なども書かれているほか、前線については「テオフィロ・グティエレスに代わってジャクソン・マルティネスが出場するだろう」とも伝えている。
メデジンの地方紙『El Colombiano』は、『誰の目にも見えている日本戦への異なる準備』という見出しで記事を掲載。同紙は他紙と同様にMFグアリンやFWジャクソン・マルティネスの出場を報じたほか、日本戦でゴールマウスを守ると予想されている43歳のGKファリド・モンドラゴンのコメントも掲載している。
「我々はギリシャやコートジボワールとの対戦と同様に、日本との試合も勝利を目指す。グループ1位で決勝トーナメントへ進みたい」
以上をまとめると、コロンビア代表のスタメン変更は次のようになる。
■GK
ファリド・モンドラゴン(←ダビド・オスピナ)
■MF
アレクサンデル・メヒア(←カルロス・サンチェス)
フレディ・グアリン(←フアン・クアドラード)
フアン・キンテーロ(←ハメス・ロドリゲス)
■FW
ジャクソン・マルティネス(←テオフィロ・グティエレス)
ホセ・ペケルマン監督の公式発表ではなく新聞各紙の憶測に過ぎないが、報道が事実なら日本戦ではコロンビア代表に大幅なメンバー変更がありえそうだ。ギリシャ戦やコートジボワール戦とは異なるメンバーで戦うかもしれないコロンビア代表。果たして、勝つのはコロンビアか日本か。
(記事/Cartao Amarelo)