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ポルトガル代表C・ロナウド「W杯優勝できるとは決して思わない」

2014.06.24

22日のアメリカ戦にキャプテンとしてフル出場したポルトガル代表C・ロナウド [写真]=Getty Images

 22日に行われたブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節、グループGではポルトガル代表がアメリカ代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが試合後にコメント。負傷中でもベストを尽くしているが、今大会での優勝はないだろうと語った。イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 左足太ももの筋肉の負傷および膝蓋腱の腱炎を患っており、ベストの状態ではないC・ロナウドだが、グループリーグ第1節のドイツ戦と、第2節のアメリカ戦にはフル出場している。

 負傷でチームに貢献できていないとの声もある中、同選手は、自身の全てを尽くして戦っていることを強調した。

「僕はここにいる。戦っているんだ。自分のベストを尽くして、走り続けている。ここで僕の問題について話しても明らかに無駄なことだよ」

「フィジカルの問題があるからといって、自分自身を正当化したくはない。それは今さらどうにもできないことだ」

「僕の膝やその他について、毎日新しい情報が新聞に載っている。だから正当化はしたくない。僕はここで、肉体と精神をかけて代表チームに貢献している」

 しかし、現在のポルトガル代表の実力はトップレベルではないと明言し、今大会の優勝はないだろうと語った。

「たぶん、僕らは平均的なチームだ。トップチームだと言い張ることは嘘になるだろう。とても限られたチームで、最高レベルではない。だからトップチームに勝てないんだ」

「奇跡は起こらないよ。おそらく僕らより良いチームがいるから、タフなグループだと知っていたし、世界チャンピオンになれるなんて決して思っていない。僕らは謙虚でなくてはならないし、自分たちのレベルを知らなければならない」

 ポルトガル代表は、27日にグループリーグ最終節のガーナ戦を迎える。ポルトガルが決勝トーナメントに進むには、同試合での勝利が必須。さらに勝利しても、ドイツ代表とアメリカ代表の対戦結果で、得失点差の争いになるため、大量得点が必要となっている。

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