“死の組”で2連勝を飾り、決勝トーナメント進出を決めたコスタリカ [写真]=Getty Images
“死の組”と言われる強豪揃いのグループDで、1試合を残してベスト16入りを決めたコスタリカ。同代表は24日のイングランド戦で、過去19回に渡って開催されたワールドカップの歴史において、北中米カリブ海地域の代表がどこも成し得ていない大記録に挑む。
これまで、CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)の代表チームは、W杯のグループリーグで3連勝を飾ったことがない。15度の出場歴を誇るメキシコでさえも3連勝の経験はなく、2002年日韓大会、そして今大会で積み上げた勝ち点7が最高成績となっている。
なお、勝利チームに与えられる勝ち点が「3」に変更された1998年フランス大会以降、グループリーグ3連勝を飾ったことがあるのはアルゼンチン、オランダ、ドイツ、ポルトガル、ブラジル、スペイン、フランスといった強豪国のみ。コスタリカは大記録を打ち立てることができるのだろうか。