第3戦でそれぞれ2得点を挙げたアルゼンチンのメッシ(左)とナイジェリアのムサ(右) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が25日に行われ、グループFは全日程を消化して勝ち点9のアルゼンチンが首位、勝ち点4のナイジェリアが2位で決勝トーナメント進出となった。
優勝候補の一角であるアルゼンチンは初戦、ワールドカップ初出場のボスニア・ヘルツェゴビナとの一戦にリオネル・メッシのゴールなどで2-1と勝利。2戦目はイランの堅守に苦戦したが、後半アディショナルタイムのメッシの得点で1-0と勝利し、2連勝で決勝トーナメント進出を決めた。最終戦ではナイジェリア相手に接戦となったが、メッシの2ゴールなどで3-2と競り勝ち、3連勝を飾った。
ナイジェリアは初戦でイランとスコアレスドロー。2戦目はボスニアに1-0と勝利すると、第3節はアルゼンチンに敗れたものの、勝ち点4で2位抜けを果たしている。
アルゼンチンは3大会連続の決勝トーナメント進出。ナイジェリアは1998年フランス大会以来4大会ぶりのベスト16となった。3位のボスニアはワールドカップ初出場だったが、最終節でイランに勝利し、白星を手にして大会を去ることになった。イランは4回目の出場だったが、初の16強入りはならなかった。
なお、決勝トーナメント1回戦でアルゼンチンはグループEの2位スイス、ナイジェリアはグループEの首位フランスと対戦する。
■グループF最終成績
1位 アルゼンチン(勝ち点9/得点6/失点3/得失点差3)
2位 ナイジェリア(勝ち点4/得点3/失点3/得失点差0)
3位 ボスニア・ヘルツェゴビナ(勝ち点3/得点4/失点4/得失点差0)
4位 イラン(勝ち点1/得点1/失点4/得失点差-3)