イタリア戦でキエッリーニに噛みついたとされるスアレス [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)の規律委員会は26日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの『噛みつき行為』に対する処分内容を発表した。『FIFA.com』が伝えている。
24日に行われた、ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節でイタリア代表とウルグアイ代表が対戦。同試合、79分にイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニがウルグアイ代表FWルイス・スアレスに噛みつかれたとして、歯型をアピールして猛抗議する場面があり、FIFAが調査に乗り出していた。
発表された処分内容は、ウルグアイ代表として9試合の出場停止と4カ月間のサッカーに関わる全ての活動禁止、10万スイスフラン(約1100万円)の罰金となっている。なお、出場停止処分は28日に行われるワールドカップ決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦から適用される。また、所属するリヴァプールで10月終盤まで全ての大会において、出場が不可能となる。
FIFA規律委員会の委員長は処分発表に際し、「このような行動は、どのサッカーグラウンド上でも容認することはできない。特に、ワールドカップで何百万人もの人々の目にはさらすべきではない」と語っている。