フィル・ジョーンズ(左)と競り合うボラーニョス [写真]=Getty Images
コスタリカ代表のメンバーの中で、クリスティアン・ボラーニョスは唯一、クラブに所属していない。
ブラジルW杯の前までは、デンマークのコペンハーゲンで4シーズンを過ごしていたが、同クラブとの契約が満了し、現在は新天地が決まっていない。フリーのボラーニョスにとって、W杯は“就職活動”の場となっており、同選手は次のように語っている。
「W杯は巨大なトランポリンのような役割を果たすことがある。自身をアピールするのに最適な方法は、いまコスタリカ代表がやっていること、つまり個人技を生かしてプレーし、ハイレベルな相手に勝つことだ。そのようなチャンスを得られれば、扉は広く開かれることになる」
3トップの一角として、熟練のプレーを見せているボラーニョス。果たして有力クラブからのオファーは届くだろうか。