試合後、ピッチを後にする際、涙を流したJ・セーザル [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が28日に行われ、ブラジル代表とチリ代表が対戦。前半にブラジルはダヴィド・ルイス、チリはアレクシス・サンチェスが1得点ずつを挙げたが、その後は譲らず。PK戦までもつれ込んだ激闘は、3-2でブラジルが制し、6大会連続のベスト8進出を決めた。
同試合後、相手のPKを2本ストップし、勝利の立役者となったブラジル代表GKジュリオ・セーザルのコメントを『スカイスポーツ』が伝えている。
勝利後、涙を流したJ・セーザルは、「4年前、僕はインタビューの時に泣いた」と2010年の南アフリカ大会・準々決勝でオランダに1-2で敗れた際のことを振り返ると、「すごく悲しかったけれど、今泣いているのは幸せだからだ」と続け、勝利を喜んだ。
また、「神と家族だけが僕が経験したこと、まだ何をすべきかを知っている。チームメイトは僕がベストを尽くせるようにサポートしてくれる。こんなインタビューをもっと受けられるといいね。これが僕の夢だよ」と同僚に感謝を述べつつ、好成績をさらに残していくことを誓っている