試合後、ネイマールと喜びを分かち合うスコラーリ監督 [写真]=Getty Images
ブラジル代表を率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督が、28日に行われたブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦のチリ代表戦を振り返った。
ブラジルはこの試合、DFダヴィド・ルイスのゴールで先制に成功するも、FWアレクシス・サンチェスに決められて同点ゴールを献上。その後はFWフッキなどにチャンスが訪れたが、勝ち越しゴールを決められずに1-1でPK戦に突入する。だが、GKジュリオ・セーザルの活躍もあり、PK戦を3-2で制してベスト8進出を果たした。
スコラーリ監督は、最後までブラジルと死闘を演じたチリを称えるとともに、難敵を下したことでチームが自信を手にしたと主張した。スコラーリ監督のコメントをFIFA(国際サッカー連盟)が伝えている。
「チリとの対戦が決まったとき、タフな試合になると予想していた。チリは優れた戦術を用い、優秀な選手が揃う組織立ったチームだ」
「PK戦で勝利したということ以外の事実は、我々が成長したいという願望を実現させる足がかりとなる。このような試合を制せば、チームはより強くなる」
「選手たちはこれから少し休む。そして、回復してからこの試合でいかにして勝利したのかを振り返るつもりだ。この試合で我々が置かれた状況を詳しく分析していく」
(記事/超ワールドサッカー)