オランダ戦に意気込むメキシコ代表エレーラ監督 [写真]=FIFA via Getty Images
29日に行われるブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でメキシコ代表がオランダ代表と対戦する。メキシコ代表を率いているミゲル・エレーラ監督が、同試合に向けて意気込みをメキシコ紙『El Universal』に語った。イギリス誌『FourFourTwo』が伝えている。
エレーラ監督は、ワールドカップで4戦目となるオランダ戦で、勝利しても満足せず、決勝までの全7試合を戦うことが目標だと以下のように語った。
「少なくとも次の試合に勝利し、5試合目を迎えたい。だが、この大会で私たちは7試合戦える能力と情熱を持っているから、5試合で大会を終えることには満足できないよ」
「この週末(オランダ戦)、メキシコに今までとは違うストーリーを作りあげる自信がある。そして選手たちの名前が成功と歴史に刻まれるだろう。選手たちがそれを望んでいるのが良く分かるから、彼らは努力するだろう」
「もちろん(オランダに勝利すると)満足するだろう。なぜなら次のラウンドへ進んで、もう1試合できる。またその次へ進めるチャンスも得ることができるからだ。でも私はそれだけでは満足しない、最低限必要なのは、5試合目に進むこと。だが5試合目が重要で、そこに達すれば歴史はすでに作られる。そして私たちはそこで満足して家に帰る、なんてことはない。5試合目のために来たわけじゃないんだ」
メキシコ代表のワールドカップでの最高成績は、1986年に自国で開催したメキシコ・ワールドカップのベスト8。1994年のアメリカ・・ワールドカップから、2010年の南アフリカ・ワールドカップまで、5大会連続でベスト16敗退となっている。