スペイン代表について語った元スペイン代表のグティ氏 [写真]=Gamma-Rapho via Getty Images
レアル・マドリードで活躍した元スペイン代表のグティ氏が、ブラジル・ワールドカップで屈辱のグループリーグ敗退に終わったスペイン代表について語った。スペインの通信社『EFE』が伝えている。
グティ氏は、グループリーグの3試合で7失点を許したGKイケル・カシージャスについて、「自信を失っている」と分析。その一方で、同選手のこれまでのパフォーマンスから、「彼は最高のゴールキーパーだ」とし、以下のように自身の見解を語った。
「僕と一緒にプレーしていた時の彼は、いつもサッカーを、そしてゴールキーパーという仕事を楽しんでいた。でも、今の彼は違うように見える。彼が自信を取り戻し、再びサッカーの楽しみを感じられるようになることを願っている」
さらに、グティ氏は「カシージャスは代表でのプレーを続けるべき」とコメントし、「彼はこれまで、持っている力を証明してきた。僕は彼より優れたゴールキーパーを見たことがない」と、元チームメートに賛辞を贈った。
また、スペインを率いたビセンテ・デル・ボスケ監督について話が及ぶと、「ビセンテはスペイン代表において理想の監督だ。今大会は、一つの時代を終えるための複雑な時期だったけど、彼はすでに新しい世代を見据えているよ」と語っている。