ギリシャ戦ではPKを1本止めて勝利に貢献したK・ナバス [写真]=Getty Images
レバンテ所属のコスタリカ代表GKケイラー・ナバスに、複数のビッグクラブが興味を示している。イギリス紙『デイリーメール』が30日に報じた。
コスタリカ代表は、ブラジル・ワールドカップでウルグアイやイタリアを破り、“死の組”と呼ばれたグループEを突破。29日の決勝トーナメント1回戦では、ギリシャとのPK戦を制して初のベスト8進出を決めた。躍進を続けるチームを最後尾から支えるGKナバスに、アーセナルやリヴァプール、アトレティコ・マドリード、エヴァートンといったクラブが興味を示していると報じられた。
報道では、移籍金が650万ユーロ(約9億円)と比較的安価なナバスについて、アーセナルのアルセーヌ・ヴェンゲル監督とリヴァプールのブレンダン・ロジャース監督が、動向を注視していると伝えられた。また、ベルギー代表GKティボー・クルトワのチェルシー復帰が報じられているアトレティコ・マドリードも、新守護神候補としてナバスに白羽の矢を立てたと報道されている。
ナバスは1986年生まれの27歳。2011年からレバンテでプレーし、今シーズンはリーガ・エスパニョーラで37試合に先発出場した。ブラジル・ワールドカップでは、決勝トーナメント1回戦までの4試合で失点を1に抑え、うち2試合でマン・オブ・ザ・マッチを受賞。準々決勝進出に大きく貢献した。