ブラジルに苦言を呈したマラドーナ氏 [写真]=Getty Images
元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、ブラジル・ワールドカップでベスト8進出を決めたブラジル代表に対し、苦言を呈した。29日、イタリアメディア『FootballITALIA』が報じている。
28日に行われた決勝トーナメント1回戦のブラジル対チリ戦を観戦したマラドーナ氏は、「ブラジルが勝利したが、チリが勝ち上がるべきだった」とコメント。「ブラジルは攻撃的ではなかった。非常にがっかりさせられた試合だったね。ネイマールなんか、後半は消えていたじゃないか」と、厳しい言葉を並べた。
また、ブラジルが準々決勝で激突することとなったコロンビア代表については、「機動的で魅力あるサッカーをしている。ハングリーさを存分に見せ、とにかく全員がよく走る。エキサイティングだよ」と評価し、賛辞を贈った。さらに、既に5得点を挙げるなど、印象的なパフォーマンスを見せている同代表MFハメス・ロドリゲスに関しては、「攻撃を支配している。俺たちはみんな、(リオネル)メッシやネイマールのW杯について話してきたが、ハメス・ロドリゲスという選手が現れた」と、22歳の注目株を称賛した。