フランス代表は6月30日、ブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でナイジェリア代表と対戦し、2-0で勝利した。フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が試合を振り返った。『FIFA.com』が伝えている。
序盤から攻撃の形を見せるも、なかなかナイジェリア守備陣を崩すことができなかったフランス。しかし、79分にMFポール・ポグバのヘディングシュートで先制に成功すると、終了間際にも相手のオウンゴールで加点した。この結果、フランスが2006年大会以来となるベスト8進出を決めた。デシャン監督は試合後、ナイジェリア選手のフィジカルの高さを称賛している。
「ナイジェリアはとてもフィジカルに優れた試合を見せていた。ピッチ上を縦横無尽に走っていたと思う。そういった相手に対して準々決勝に進出することはチャレンジだったと思うだが、なんとか勝利を手にすることができた。最初からの60分は非常に拮抗した内容だったが、その後は我々が試合を優勢に運ぶことができていただろう。ナイジェリアの選手たちは疲れていたと思う。彼らはディフェンスにギャップが生じ始めていた。我々はダイナミックさとクイックネスを保つことができた。一方でナイジェリアはスローダウンしていった。この勝利は、大会に生き残ることを証明するために相応しい試合だった。準々決勝に進出できたことを誇りに思っている」
フランス代表は、4日に準々決勝でドイツ代表と対戦する。
(記事/超ワールドサッカー)