W杯決勝T1回戦のコスタリカ戦後に引退を発表したギリシャ代表MFカラグニス [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が6月29日に行われ、ギリシャ代表がコスタリカ代表と対戦し、PK戦の末、ギリシャ代表が敗戦。ワールドカップ初の決勝トーナメントは、ベスト16での敗退となった。この試合をもってフルアムに所属するギリシャ代表MFゲオルギオス・カラグニスが、代表から引退することを明かした。大手メディア『スカイスポーツ』が伝えている。
同試合終了後、記者団の取材に応じたカラグニスは、以下のように語っている。
「これが私にとってギリシャ代表としての最後の試合だ。もっとブラジルに残りたかったが、今となっては変えられない。このような敗戦は人生でなかなかないが、僕らは上を向いているよ」
「今大会の試合で経験を得たことは、また将来に向けての素晴らしい出発点となる。それはチームのレベルを保つ助けとなるよ。いつも簡単にいくものではないけどね」
「代表チームは成長し、若い選手たちはとても有益な経験を勝ち得た。これは些細なことではない。私たちはチームが十分に成長することに貢献したんだ。将来、成功を勝ち得るために、成長が続いていくことを願うよ」
カラグニスは、1999年に代表デビュー。ギリシャ代表の歴代最多出場となる通算143試合に出場し、10ゴールを挙げている。ユーロ2004では、開幕戦のポルトガル戦で先制ゴールを挙げるなどし、同代表の優勝に貢献。ブラジル・ワールドカップでは、同選手とMFコンスタンティノス・カツラニスがユーロ2004の生き残りメンバーだった。