アルジェリア代表の主将を務めたブゲラ(左) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が30日に行われ、ドイツ代表とアルジェリア代表が対戦した。試合は、延長戦の末にドイツが2-1で勝利し、ベスト8進出を決めている。
優勝候補のドイツをあと一歩のところまで追い詰めたアルジェリア代表の主将、DFマジド・ブゲラがインタビューに応えた。フランス紙『レキップ』が伝えている。
ブゲラはドイツ戦を振り返り、「あと少しで偉業を成し遂げられるところだった。気持ちを込めてプレーすれば、良いプレーができるんだ」とコメント。敗戦を悔やみながらも、チームの健闘に満足感を示した。
ブゲラはまた、アルジェリアを同国史上初となるベスト16進出に導いたヴァヒド・ハリルホジッチ監督、同代表をサポートした国民に感謝の意を述べている。
「全ての選手を代表して、ヴァヒドにお礼を述べたい。どん底にあったチームをここまで引き上げてくれた。アルジェリアにとっては恩人だよ」
「僕たちのために協力してくれた人々にお礼を述べたい。アルジェリアは良いチームで、今後は敬意が払われるだろうね。これまではあまりにも過小評価されてきたけど、アルジェリア人選手の価値が上がることを願っているよ。ポジティブなことがたくさんあった。ここまでサポートしてくれたアルジェリア国民に感謝したい」