ベルギー戦で好守を連発したGKハワード [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が1日に行われ、ベルギー代表とアメリカ代表が対戦。スコアレスのまま延長戦に突入すると、ベルギーが2点を先行し、アメリカが1点を返す熱戦となった。2-1でベルギーが競り勝ち、7大会ぶりのベスト8進出を決めた。
FIFA(国際サッカー連盟)は公式HP上で、サポーターの投票などにより決まる、バドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチを発表。同試合にフル出場し、好セーブを連発したアメリカ代表GKティム・ハワードが選出された。
ベルギーに攻勢をかけられる中、ハワードは安定したプレーを披露。開始早々に打たれたディヴォック・オリギのシュートを阻むと、47分には、ドリース・メルテンスのヘディングシュートを弾き出した。76分には、ケヴィン・ミララスとの一対一に冷静に対応し、シュートを足でブロックした。最終的に2失点を喫して敗れたものの、38本ものシュートを浴びた一戦で、何度も好守を見せてチームを支えた。
なお、ハワードのマン・オブ・ザ・マッチ受賞は、グループリーグ第2節のポルトガル戦に続いて今大会2回目となった。