入団会見を行ったラキティッチ(右)。背番号は「4」に決まった [写真]=Getty Images
バルセロナに加入したクロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチが1日、入団記者会見に臨み、同クラブでの意気込みを語った。クラブ公式HPが伝えている。
ラキティッチは移籍を決断した理由について、「もっとタイトルが欲しいと思った。昨シーズンにヨーロッパリーグのタイトルを獲得したことで、成功への飢餓感が増したんだ」とコメント。バルセロナからのオファーが届いた際には、「結婚式の時みたいに、強く『はい!』と答えたよ(笑)」と語り、移籍の決断に迷いはなかったことを明かした。
また、ラキティッチはバルセロナでの起用法や所属選手について語るとともに、同クラブでの意気込みを示している。
「最も重要なのは、監督が何を望んでいるかということ。チームにとってのベストが、僕にとってのベストでもある。どんなポジションでもプレーする準備はできているよ」
「バルサの中盤は才能とフィジカルの強さであふれている。対戦したことがあれば、シャビ(エルナンデス)、(アンドレス)イニエスタ、(セルヒオ)ブスケツが中盤の指針であることは知っているはずさ」
「バルサでは全ての試合で勝利を収める必要があるんだ。全タイトルを目指さなければならない」
ラキティッチは1988年生まれの26歳。スイスのバーゼルの下部組織出身で、2005年にトップチームデビューを果たした。シャルケを経て、2011年からはセビージャに所属。昨シーズンは同クラブでヨーロッパリーグ制覇を経験した。