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Y・トゥーレ、アフリカ勢への不当な扱いに不満「日本戦でPKが2つあった」

2014.07.02

ギリシャ戦で審判に抗議するコートジボワール代表Y・トゥーレ [写真]=Getty Images

 コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレは、アフリカ勢に対する不当な扱いを、誰も気にしないため、不満を抱いていることをフランス誌『フランス・フットボール』に語っている。大手メディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 コートジボワール代表は、6月24日に行われたブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節で、ギリシャ代表と対戦した。同試合で後半アディショナルタイムにPKを決められ敗戦。これにより決勝トーナメント進出を果たせなかった。

 1-1の同点で迎えた後半アディショナルタイムにボックス内で、コートジボワール代表FWジョヴァンニ・シオが、ギリシャ代表FWゲオルギオス・サマラスを倒したとの判定で、痛恨のPKを与えてしまった。しかしシオは、「サマラスがファールを作った」とし、ファールはなかったと語っている。

 この一件に関して、世間の反応が薄かったのは、PKを与えた側がアフリカのチームだったからだと、Y・トゥーレは次のように主張している。

「僕は、サマラスのシミュレーションを止めるよう必死に審判に求めたよ。だが判定は僕らに味方しなかった。日本戦で、僕らは少なくとも2つのペナルティーを拒否されたよ。そしてギリシャ戦では、(PKが)でっち上げられた」

「もちろん(チーム以外の)誰も動揺しなかったよ、なぜならアフリカのチームのことだからね。誰がアフリカのチームに対する不当行為を気にするんだ?この過ちは、僕らから何か大きなものを奪い取った。残念なことに、多くの人が心配するようなスキャンダルではなかったね」

 コートジボワール代表は、同時間にキックオフしていた日本代表とコロンビア代表の対戦で、日本代表が負けていたため、ギリシャ代表相手に引き分けで終われば、決勝トーナメントに進出できていた。

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