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米国国防長官、GKハワードを祝福…ウィキペディアの改変騒ぎも

2014.07.03

『wikipedia』ページが一時的に改変され、国防長官にハワードの名が

 ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が1日に行われ、ベルギー代表とアメリカ代表が対戦。ベルギーが延長戦の末に2-1で勝利を収めた。

 アメリカ代表GKティム・ハワードは、同試合にフル出場して好セーブを連発した。最終的に2失点を喫して敗れたものの、38本ものシュートを浴びた一戦で、ワールドカップ歴代最多となる16セーブを記録。好守でチームを支えた。

 試合後、『wikipedia』のアメリカ国防長官のページが、一時的に改変される騒ぎがあった。同職の現職者がハワードと表示され、画像も同選手のものに差し替えられていた。アメリカメディア『USA TODAY』が伝えている。

 同メディアによれば、当該の『wikipedia』ページはすぐに修正された。ウィキメディア財団の名誉理事長を務めるジミー・ウェールズ氏も、“改変騒ぎ”に反応。自身のツイッターを更新し、「私は、コメディ的な要素や笑いを取るためにウィキペディア(の内容)を破壊することには賛成しない。しかし、これは絶妙だ」と、綴っている。

 すると、現職の国防長官も反応した。国防総省の公式アカウントのツイートによれば、チャック・ヘーゲル国防長官が、ハワードに祝福の電話をかけ、好守に対して感謝を告げた。『USA TODAY』は、ヘーゲル国防長官がハワードに対して、「少し訓練を積めば、いつか本物の国防長官になれる」と、話したことを伝えている。

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