『噛みつき行為』を謝罪したスアレスを称賛したFIFA会長ブラッター氏 [写真]=FIFA via Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長が、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの『噛みつき行為』への謝罪を称賛した。オランダ紙『テレグラーフ』が、3日に報じている。
スアレスは、6月24日に行われたブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節イタリア代表戦で、DFジョルジョ・キエッリーニに対して競り合いの中で『噛みつき行為』に及び、試合後にFIFA(国際サッカー連盟)から厳重な処分を下されていた。
その後、スアレスは、6月30日に謝罪の意を表明。謝罪は3点にわけられ、「1.してしまったことを深く後悔している」、「2.ジョルジョ・キエッリーニとサッカーファミリー全体に謝罪する」、「3.今回、私が行ってしまったこのような事件が、2度と繰り返さないことを皆に誓う」と、過ちを繰り返さないことを誓った。
これに対し、FIFAのブラッター会長は「フェアプレーだ」と称賛し、以下のように、スアレスへの激励の言葉をつづっている。
「彼は自分がしたことを後悔し、その思いをしっかりと表現したんだ。彼が素晴らしいプレーヤーということは、誰もが知っている。私は、彼が正しい形でサッカーの世界に戻ってくることを願っているよ」
なお、ウルグアイは、決勝トーナメント1回戦でコロンビアに敗れ、ワールドカップ敗退が決定している。