コロンビア戦に向けて、新システムなどの指導を行うスコラーリ監督(右) [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップでべスト8進出を決めているブラジル代表が、次戦に向けて戦術変更を考えている模様だ。スペイン紙『マルカ』が2日に報じている。
ブラジルを率いるルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、MFルイス・グスタヴォの累積警告による出場停止もあって、戦術的な変更を加えてくると見られている。
練習では、決勝トーナメント1回戦のチリ戦から大きく2つの変更点が見られた模様だ。これまで採用してきた4-2-3-1から、4-3-3へのシステムの変更。それに伴う、マイコン、エンリケ、パウリーニョの3選手の投入の結果、ダニエウ・アウヴェス、フレッジが下がる、というメンバー変更だ。また、同紙によると、メンバーを変更した上で、これまでのシステムでの練習もしていると、伝えられている。
コロンビアと4日に準々決勝を戦うブラジル代表は、指揮官の采配にも期待がかかる。