チリ戦を終えて涙を流すチアゴ・シウヴァ(中央) [写真]=Getty Images
ブラジル代表のキャプテンを務めるDFチアゴ・シウヴァが、開催国の重圧について口を開いた。『FIFA.com』がコメントを掲載している。
ブラジル・ワールドカップのグループAを首位で通過したブラジル代表は、決勝トーナメント1回戦でチリ代表と対戦し、1-1で迎えたPK戦を3-2で制して準々決勝へと駒を進めた。
試合後にはエースのFWネイマールら数名の選手が涙を流す場面が見られた。事態を重く見たルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、ベースキャンプに心理学者を招くなどの措置を取っている。チアゴ・シウヴァは、プレッシャーは当然とあるとしながらも、涙は感情の高まりから来たものであると主張した。
「僕たちはメンタル的に落ち着いた状態にあるよ。やりたいようにやれている。あの試合は持っているもの全てを出し尽くした。そうしなければ勝てない試合だと思っていたからね。当然プレッシャーも感じていたよ。でも強い意志を持って戦う時は、感情が昂ぶるものなんだ」
(記事/超ワールドサッカー)