コスタリカ戦の前日記者会見に出席するファン・ハール監督 [写真]=Getty Image
5日に行われるブラジル・ワールドカップ準々決勝で、オランダ代表はコスタリカ代表と対戦する。オランダ代表を率いるルイス・ファン・ハール監督が、コスタリカ戦の前日記者会見に出席した。同監督のコメントを『FIFA.com』が伝えている。
南アフリカ・ワールドカップで準優勝という成績を残したオランダは今大会、グループBの初戦で前回王者のスペイン代表に大勝。その勢いのままグループリーグを首位通過すると、決勝トーナメント1回戦のメキシコ代表戦では、残り5分から逆転に成功して準々決勝進出を決めた。
勝負強さを見せているオランダ代表と今回対戦するのは、グループDを首位通過したコスタリカ代表。ダークホース的な存在であるため、戦前の予想ではオランダ優位との見方が強い。
しかし、ファン・ハール監督は周囲の言葉に惑わされておらず、以下のように冷静かつ自信を持って語っている。
「我々の目標は常に世界チャンピオンだった。しかし、私は我々が偉大なチームではなく、負かすことが難しいチームだと思っている。ここまでの戦いでそれを示している。そして、決勝まで今のパフォーマンスを継続していきたい」
「コスタリカは強くないチームだと言われている。しかし、我々はそんなことは言っていない。それはメディアの言葉なんだ」
「ワールドカップ前から、我々は最も素晴らしいチームではないといってきた。しかし、この大会に向けた最高の23名が私の言葉を打ち破ってくれると思っている。全員が互いに補い、サポートし合っている。それが、優れた結果につながっている。オランダは最後の瞬間、すなわち世界チャンピオンになるための権利を得るために戦い続ける」
(記事/超ワールドサッカー)