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ディ・マリアは予想より軽傷…決勝での復帰を視野に治療と報道

2014.07.07

ベルギー戦で負傷交代を強いられたディ・マリア(中央) [写真]=FIFA via Getty Images

 ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント準々決勝が5日に行われ、アルゼンチン代表とベルギー代表が対戦。アルゼンチンがゴンサロ・イグアインの決勝点で1-0と勝利を収め、1990年大会以来、6大会ぶりの準決勝進出を決めた。

 同試合の前半途中で負傷交代を強いられたアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが、決勝での復帰を視野に入れた治療を行うことが明らかになった。スペイン紙『マルカ』が7日に報じている。

 ディ・マリアは、29分にリオネル・メッシからのスルーパスに反応。シュートを放った際に右太ももを痛め、交代を強いられた。5日付けの同紙は、ディ・マリアが右足の筋肉を損傷していると報道し、ワールドカップの残り試合を欠場することが決定的になったと伝えた。

 しかし、7日の報道では、6日に行われた精密検査で、ディ・マリアの症状は予想よりも軽傷だったと伝えられた。9日の準決勝オランダ戦の欠場は決定的であるものの、13日に行われる決勝での復帰に向けて、医師団は希望の扉を開いていると報じられている。ダニエル・マルティネス医師は、「右太ももにグレード1の負傷をしている。オランダ戦ではプレーしないだろう。それ以降は、毎日の(検査)結果に応じて、評価をしていくことになる」と、決勝での復帰に含みを持たせた。

 ディ・マリアは今大会、準々決勝までの全5試合に先発出場。決勝トーナメント1回戦のスイス戦では延長後半終了間際に決勝点を挙げている。

 アルゼンチンは、9日の準決勝でオランダと対戦。勝利を収めた場合は13日の決勝に、敗れた場合は12日の3位決定戦に臨む。

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