コロンビア戦で警告を受けたチアゴ・シウヴァ(右) [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)の規律委員会は7日、ブラジル代表DFチアゴ・シウヴァが受けたイエローカードについて、ブラジルサッカー連盟(CBF)からの取り消し要求を棄却したことを発表した。『FIFA.com』が伝えている。
4日に行われたブラジル・ワールドカップの準々決勝でブラジル代表とコロンビア代表が対戦。64分、コロンビアGKダビド・オスピナがボールを蹴り出そうとした際に、前線に残っていたチアゴ・シウヴァが前を横切ってボールを奪い取った。チアゴ・シウヴァは振り返ってボールをゴールに流し込んだが、主審はチアゴ・シウヴァが故意にオスピナを妨害したとして、イエローカードを提示。イエローカードが累積2枚となったチアゴ・シウヴァは、8日の準決勝ドイツ戦に出場できないことになった。
CBFから出場停止処分取り消しを要求されたFIFA規律委員会は、取り消しを検討するための正当な根拠がないとして、訴えを退けた。