アルジェリアをW杯16強に導いたハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images
アルジェリア代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督が6日、同国サッカー連盟(FAF)の公式HPで、退任を発表した。
ハリルホジッチ監督は、1952年生まれの61歳。ボスニア・ヘルツェゴビナ国籍で、現役時代はナントやパリSGなどでFWとして活躍し、ユーゴスラビア代表の一員として1982年のスペイン・ワールドカップにも出場した。引退後は、モロッコやフランス、トルコなどで監督を歴任。2011年6月にアルジェリア代表監督に就任し、ブラジル・ワールドカップ出場を果たした。グループHを1勝1分け1敗の2位で通過し、同国初のベスト16進出を達成。決勝トーナメント1回戦のドイツ戦で、延長戦の末に1-2で敗れ、敗退が決まった。
退任にあたってハリルホジッチ監督は、アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領やユーセフ・ユスフィ首相、FAFのモハメド・ラウラウア会長へ感謝の言葉を述べた後、「FAFとの契約を終え、自分が残した記録を誇りに思っている。アルジェリアで3年を過ごし、家族の問題や、スポーツ面での新たな挑戦が私の決断に大きく影響した」と、コメントを残している。