ブラジル戦で2得点を挙げたクロース [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップの準決勝が8日に行われ、ブラジル代表とドイツ代表が対戦。前半から効率よく得点を重ねたドイツが、最終的に7点もの大量得点を挙げ、ブラジルの反撃を試合終了間際の1点に抑え、7-1の記録的な大勝を収めた。
同試合にフル出場したドイツ代表MFトニ・クロースは2得点を挙げるなど、大勝に貢献し、サポーターの投票などにより決まる、FIFA(国際サッカー連盟)発表のバドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチにも選出された。『FIFA.com』が試合後の声を伝えている。
7-1という記録的なスコアになったが、クロースは「素晴らしいパフォーマンスだった。僕が代表に関わるようになってから、ベストだったね。僕たちはキックオフしてからすぐ、ブラジルが判断を躊躇しているように思ったんだ。それがアドバンテージになった。先制点後は、ゴールが続いたね。7-1で勝利したことは信じられないことと誰かが言っていたけど、僕たちは傑出していた、言えるのはそれが全てだ」とチームのパフォーマンスを称えた。
3大会ぶりの決勝となるドイツは13日にオランダとアルゼンチンの勝者と対戦する。クロースは、「チャンピオンになるため、僕たちはここへやってきた。ここまで来られたことは嬉しいし、ホッとしているけれど、まだ1試合残っている。準決勝までではワールドカップを勝ったことにはならない」と続け、決勝へ向けて気を引き締めている。