PK戦で決着の準決勝…スナイデル決められず敗戦「PK戦は大嫌いだ」

PK戦での敗退に悔しさを滲ませたスナイデル(手前) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップ準決勝が9日に行われ、オランダ代表とアルゼンチン代表が対戦。PK戦の末、アルゼンチンがオランダを下し、1990年イタリア大会以来、24年ぶりとなる決勝進出を決めている。

 試合後、オランダ代表MFウェズレイ・スナイデルが同試合を振り返り、コメントを残した。イタリアメディア『FootballITALIA』が、10日に伝えている。

 同試合で先発フル出場を果たしたスナイデルは、「僕たちにとっては、とても辛い結果だ。もっと早くに勝負を決めてしまう必要があった」と、0-0のスコアレスドローでPK戦を迎えてしまったことを悔やんだ。

 スナイデルは、自身がPK戦で3番手のキッカーを務めたが、アルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロのセーブによって、決めることができなかったことについても言及しており、「僕には、その役割を担う責任があったんだ。でも、その役割は時に辛いものになってしまう」と、話した。さらに、「僕はPK戦が大嫌いだ」と言い放ち、自身3度目となるワールドカップでの敗退に、悔しさを滲ませている。

 準決勝でアルゼンチンに敗れたオランダは、同じく準決勝でドイツに敗れたブラジルと、3位の座を懸けて13日に対戦する。

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